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民間宇宙船に搭乗!野口さんのニュースとコメントで英語学習!

アメリカの民間スペースX社が開発した新型宇宙線「クルードラゴン」に日本人宇宙飛行士として初めて搭乗することになった野口聡一さん。

16日に出発し、17日には国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングを成功、現在はステーション内で活動を開始している模様です。

野口さん宇宙ステーション入り 「感動分かち合いたい」‐日本経済新聞

そんな野口さんに関する英文ニュース記事と動画コメントから「おすすめ」な英語フレーズや表現を紹介していきたいと思います。

宇宙飛行士の野口さんに関する英文ニュース記事

海外の宇宙飛行の専門サイト「SPACE FLIGHT NOW」からの英文記事です。

Veteran Japanese astronaut to become SpaceX’s first international passenger

「ベテラン日本人宇宙飛行士がスペースXに海外からの初めての乗船」

Japanese astronaut Soichi Noguchi has traveled to the International Space Station on a space shuttle and a Russian capsule. He’s now gearing up to launch on a SpaceX Crew Dragon spaceship, becoming only the third person to launch from Earth into orbit on three different types of spacecraft.

日本人宇宙飛行士の野口聡士さんは、これまでスペースシャトルやロシアの宇宙船に乗船して国際宇宙ステーションに旅立ってきた。彼は今スペースX社のクルードラゴンに乗船する準備を整えており、3種類の宇宙船で地球から宇宙軌道に乗る3人目の人物になる予定だ。

He will join a small club that, so far, only includes NASA astronauts Wally Schirra and John Young. Schirra flew on NASA’s Mercury, Gemini, and Apollo capsules, while Young rocketed into orbit on two Gemini flights, two Apollo missions, and two space shuttle launches.

これまで2人しかいなかった小さな「クラブ」に野口氏は加入することになる。その2人とはNASAの宇宙飛行士だったウォルター・シラーとジョン・ヤングだ。シラー氏はNASAのマーキュリーとジェミニ、そしてアポロに乗船し、ヤング氏はジェミニで2回、アポロ計画を2回、スペースシャトルで2回のミッションを行っている。

It’s quite an honor to have the same experience like Mr. John Young did,” Noguchi said. “I still remember my astronaut candidate days, when I came here back in 1996, John Young was still flying T-38s. So I had the privilege to fly with him. So it’s definitely quite an honor.”

「ジョン・ヤングさんと同じ体験ができることを大変光栄に思っています」と野口氏は語った。今でも宇宙飛行士の候補生時代のことを覚えています。あれは1996年にここに戻ってきた日のことで、ジョン・ヤング氏はまだT-38練習機に乗っていました。そのときに彼と共に飛行する栄誉を経験できました。大変名誉なことです。

3種類以上の宇宙船で地球から軌道に移動して活動してきた宇宙飛行士は、NASAの歴史の中でも2人しかいなかったということ。

そしてその中に今回、野口さんが加わるということですから、これはすごいことですよね(しかも日本人で)

そんな野口さんに向けてのインタビュー記事になっていますが、上に挙げた最初のほうの抜粋文で「気になる」英語フレーズ・表現をいくつかピックアップしていきましょう。

has traveled to~:~に旅してきた(現在完了形「has ~ed」なので 「これまでずっと~してきた」のニュアンスになる)

He is gearing up:gear up「準備する」の現在進行形。いま準備しているところ、の意味。

launch:進水する、乗り込む

becoming:~になる

He will join the club that~:「彼(野口さん)はクラブに入るだろう」が直訳。「他の2人の宇宙飛行士しか経験していない3種類の宇宙船で活動した輪の中に入る」を「クラブ」に比喩している。

so far:これまで

includes:含む

while:~する一方で

It's quite a honor to~:それはすごく栄誉な事です

I had a privilege to~:~するという特権・名誉を得た

それほど難しいフレーズはなかったです。

宇宙飛行に関する知識を調べないと少し意味が取れない箇所がいくつかあったので、そこだけは要勉強でしたかね。

最後の相手を称えるフレーズは覚えておくときっといつか役に立つと思います。

スペースXに宇宙飛行士が搭乗した瞬間の動画からの英語コメント

クルードラゴンからISS(国際宇宙ステーション)にドッキングした瞬間の映像です。

4人の宇宙飛行士が入ってきて、それをステーションのメンバーが迎えています。

野口さんは最後に入ってきており、なぜか小さなヨーダのぬいぐるみをクルーに渡していました(笑)

そのことについてコメントしている人も何人かいます。

では気になったコメントを取り上げてみましょう(最後に気になる英語フレーズや表現をまとめています)

baby Yoda

ベイビーヨーダだ

100 years from now this will be a daily thing.

100年後には日常の風景になっているだろうね

Provided there is still civilization on Earth

地球に文明がまだ残っていればの話だな

100 years from now humanity will realize that technological progress was just a myth.

100年後に人類は悟るのさ。テクノロジーの進化はただの神話にしか過ぎなかったことを。

Baby Yoda got yeeted

ベイビーヨーダも興奮してる

you mean 5 members don't forget baby yoda

5人のメンバーだよ。ベイビーヨーダを忘れないでくれ

Awesome! Btw I love the name for the Dragon capsule, "Resilience"

素晴らしい!ところでクルードラゴンの名前がいいよね。「レジリエンス」

Well, they almost have a crew like in the Dr. Stone manga. They will get a nice view of the Earth if a petrification explosion happen. But this will never happen on 2020.

わあ、クルーはまるでマンガの「ドクターストーン」に出てくるキャラクターみたいだな。彼らは石化爆発が起こっても、地球の美しい眺めを見ることができるんだ。でも2020年にはそれは起こらないだろうけどね。

It is as if I am seeing this on a daily basis. The time you do it for the first it becomes exciting then it becomes boring.

まるでいつも見ているような光景。物事というのは初めてのときは興奮するものだけど、次第に退屈になってくるという。

>I felt the same way with this launch. Even the announcers on the NASA and SPACEX broadcast didn't sound overly excited, and there were fewer applause and whistles from the SPACEX control center (compared to the previous launch). It was like as if they were taking a short flight to Barbados! I read that the Apollo Missions suffered the same thing (lots of excitement at first and then it became routine). That is unfortunate.

自分も同じことを思ったよ。NASAやスペースXの報道が抑え気味だったり、管制塔からの賞賛やホイッスルの音が少ないこと(前回のドッキングと比べて)があってもね。まるでバルバドス(共和国)への短いフライトについて話しているようだったよ!アポロ計画での同じような体験について本を読んでいてね(最初は大興奮なんだけど、すぐにルーティンに変わることへの)不運なことだよね。

【気になる英語フレーズ・表現】

Provided~と仮定して

myth神話

yeetedイヤーッ、ウワーッ、ハーッ!など「興奮した」気分を表す言葉

BtwBy the wayの省略語。「ところで」の意味。

Resilience復活

Dr stone日本のマンガ。石化した地球世界を描いている。

petrification石化

as ifまるで~のような

on a dairy basis日常的に

sound~のように聞こえる

fewer少なくなっている(以前に比べて)

compared to~と比較する

suffered苦しめられた

at first最初は

一般のコメントだけあって、口語表現が満載になっていました。

比較的に自分でも訳しやすいものを選んでみましたが、それでもやはりスラングがいくつかあったので、調べるたびに「へえ~」と感心したりで面白かったですね。

btwやyeetedとか、新たな知見を得られました。

まとめ

日本人として初の民間宇宙船への乗船、そして国際宇宙ステーションでの活動の報道は心躍るものがあります。

クルードラゴンからの地球の軌道上への移動も、これまでは国家主導だったハード面が民間に委ねられていく記念すべき瞬間を私たちは目にしているのかもしれませんね。

ビジネス的にも今後は宇宙旅行が一般人も楽しめる時代がじきにやってくると思いたいところ(金持ちだけでなく庶民も)

動画コメントでは「最初は興奮したけど、今はそうでもない光景だよね」というのが心に残りました。

本当はとてつもないことなんですが、それが普通になっていく感覚というべきでしょうか。

地球から空気の無い宇宙空間に出ることが、生き物にとってどれだけすごいことなのかということ、宇宙空間から見る地球の美しさも含めて、いつまでも最初のころの感動は保っておきたいものですね。

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