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SDGsの概念と17の目標を英語で学んでみました

SDGsという言葉を見たり、耳にすることが多いと思います。

漠然と「環境問題に関係することかな?」と捉える人がいたり、「人権に関する標語みたいなものでしょう」と考える人など、さまざまだと思います。

かくいう私は「まったく」その意味は知りませんでしたし、あまり興味もありませんでした。

ただ動物や自然な好きなこともあって、環境保護に関することには関心があり、SDGsもそのムーブメントの一つであれば良いなと考えていたのです。

そして今回、この英語学習記事のために改めて「SDGs」をチェックし、思っていた以上にカバーされる範囲が広いことに驚かされました。

自然環境や人権はもちろん、経済活動や仕事の進め方、生き方など、これまでの社会の在り方を問い直す内容になっているということ。

温暖化やコロナで社会構造の変化を余儀なくされる中、国や企業だけでなく、個人の生き方にも変化が求められるんだなと。

そうした新しい世の流れとしてのSDGsによる「概念」「目標」は、これからの時代を生きていく上で知っておくべき大きな指標かなと思うようになっています。

その意味を込めて、今回は国連や関連機関のサイトをチェックして、SDGsが込めるそれぞれの英語表現・コメントをまとめていきたいと思います。

SDGsの由来と概要についての英語表現

まずはSdgsとは何ぞや?という問いへの英語解説文です。

17 Sustainable Development Goals

その由来と大まかな意味を説明しています。

In September 2015, countries adopted a set of Sustainable Development Goals (SDGs) to end poverty, protect the planet and ensure prosperity for all

【単語&フレーズ】

September:9月

adopted:受け入れる

a set of:一連の

Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標

to end:終わらせるための

poverty:貧困

protect the planet:地球を守る

ensure prosperity:繁栄を保証する

for all:全ての人に

大まかな時期を示す前置詞は「in」になります。

なのでここでは「2015年の9月に」。

to~は前の文を説明するための不定詞です。

ここではto end(~を終わらせるための)となります。

後半のandは「to end「と「to ensure」(保証する)の2つを結びます。

訳してみましょう。

2015年9月、貧困をなくし、地球を守り、すべての人に繁栄をもたらすための「持続可能な開発目標」(SDGs)が各国で採択された

SDGsは「持続可能な目標」の頭文字になるわけですね。

ではその目標とはどのようなものになるのでしょうか?

SDGsが掲げる「17の目標」についての英語表現

SDGsには17個の目標が掲げられています。

それぞれの標語と説明文を見ていきましょう。

1:NO POVERTY(貧困をなくす)

End poverty in all its forms everywhere

end:終わらせる

poverty:貧困

forms:形の

あらゆる場所のあらゆる形態の貧困をなくす

貧困は人類の敵ですからね。

精神をも歪めてしまう強敵。

これを無くすことはまさに「幸福への道」ですね。

2:ZERO HUNGER(飢餓をなくす)

End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture

hunger:気が

achieve:達成する

security:安全

inmproved:改善された

nutrition:栄養

promote:促進する

sustainable agriculture:持続可能な農業

飢餓の撲滅、食料安全保障と栄養改善の達成、持続可能な農業の推進

飢餓も人間の幸福を狭めてしまう要因です。

命そのものが奪われてしまう危険を減らすため、食料と農業の改善を果たしていこうという目標ですね。

3:GOOD HEALTH AND WELL-BEING(健康と幸福)

Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages

ensure:保証する

well-being:幸福

あらゆる年齢層の人々の健康な生活を確保し、幸福を増進する

すべての基本は健康から。

健やかな体に健やかな精神は宿るといいますからね。

まさに健康はすべての幸福の源です。

4:QUALITY EDUCATION(質の高い教育)

Ensure inclusive and equitable quality education and promote lifelong learning opportunities for all

inclusive and equitable quality:包括的で公平な質の高い

lifelong learning:生涯学習

包括的で公平な質の高い教育を確保し、すべての人に生涯学習の機会を促進する

生涯学習は日本でも盛んですよね。

高齢になっても学ぶ意欲を失わないこと。

人は考えることによって前進できるのですから。

5:GENDER EQUALITY(ジェンダーの平等)

Achieve gender equality and empower all women and girls

gender equality:男女平等

empower:力を与える

男女平等を達成し、すべての女性や少女を力付ける

男女差による不必要な差別はなくし、純粋に能力によって価値を認められることが大事だと思います。

個人的には肉体差による「区別」は必要かと思いますがね。

6:CLEAN WATER AND SANITATION(清潔な水と衛生)

Ensure availability and sustainable management of water and sanitation for all

availability:誰もが利用できる

sanitation:衛生

すべての人が水と衛生設備を利用でき、持続可能な管理ができるようにする

水は地球の貴重な財産です。

そして命を育む源でもあります。

全ての人や生き物に行き渡ることで、誰もが幸せになれる世界がくることを目標においています。

7:AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY(適正価格とクリーンエネルギー)

Ensure access to affordable, reliable, sustainable and modern energy for all

affordable:安価な

reliable:信頼性のある

for all:全ての人に

すべての人が、安価で信頼でき、持続可能な近代的エネルギーにアクセスできるようにする

人が人らしく生活するためにエネルギーの存在は不可欠です。

気候変動が大きくなってきた昨今では、その必要性がより大きくなってきていると思います。

8:DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH(働き甲斐のある人間らしい仕事と経済成長)

Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and productive employment and decent work for all

decent work:人間らしい仕事

for all :全ての人のために

持続的、包括的かつ持続可能な経済成長、完全かつ生産的な雇用およびすべての人のための人間らしい仕事を促進する

ただの仕事ではなく「人が人としての価値を認めあえる仕事」が大事ということ。

経済も働き手の目線に合う形で成長することが大切ですし、目標になりますね、

9:INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE(産業、イノベーションとインフラ)

Build resilient infrastructure, promote inclusive and sustainable industrialization and foster innovation

resilient:弾力性のある、回復力のある

infrastructure:インフラ

foster:促進する

弾力性のあるインフラの構築、包括的で持続可能な産業化の推進、イノベーションの促進

「弾力性のある」ということは、メンテナンスだったり、あらゆる状況に対応できるという意味になるのですかね。

そうであれば、持続可能という言葉も同じ意味を持つと思います。

10:REDUCED INEQUALITIES(不平等の軽減)

Reduce inequality within and among countries

Reduce:減らす、軽減する

inequality:不平等

within:~内の

among

~の間の

国内および国家間の不平等を是正する

不平等は人間だけでなく、生物界全体がもつ「性質」のようなもの。

それでもなお、意識的に作られた「不平等」は無くすべきだとは思いますね。

11:SUSTANIABLE CITIES AND COMMUNITIES(持続可能な都市とコミュニティ)

Make cities and human settlements inclusive, safe, resilient and sustainable

Make~:~という状態にする

都市と人間居住区を包括的で安全、かつ弾力的で持続可能なものにする

これはイマイチ意味が分かりませんね。

都市間の不平等を無くしていこうということでしょうか?

それとも機能面での統一ということですかね?

12:RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION(責任ある消費と生産)

Ensure sustainable consumption and production patterns

consumption:消費

production:生産

持続可能な消費と生産パターンを確保すること

無理な経済の流れではなく、あくまでも地球環境に負担をかけない形での「持続可能」な経済を心がけていこう、という意味だと捉えています。

13:CLIMATE ACTION(天候へのアクション)

Take urgent action to combat climate change and its impacts

take urgent action:緊急の行動をとる

combat:戦う、対処する

気候変動とその影響に対処するための緊急行動をとる

気候変動による災害が世界各地で発生しています。

まさに地球規模で取り組まなければいけない行動ですね。

14:LIFE BELOW WATER(水面下の生き物)

Conserve and sustainably use the oceans, seas and marine resources for sustainable development

conserve:保存する

resources:資源

持続可能な開発のために、海洋および海洋資源を保全し、持続的に利用する

自然保護が持続可能な開発につながるということ。

まさにSDGSのコアといえる部分ですね。

15:LIFE ON LAND(陸上の生き物)

Protect, restore and promote sustainable use of terrestrial ecosystems, sustainably manage forests, combat desertification, and halt and reverse land degradation and halt biodiversity loss

protect:保護する

restore:回復する

terrestrial ecosystems:陸上生態系

desertification:砂漠化

halt:止める

reverse:回復する

degradation:劣化

biodiversity:生物多様性

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、森林の持続可能な管理、砂漠化との戦い、土地の劣化の阻止と回復、生物多様性の損失を阻止すること

先ほどの海の反対の「陸」の環境保護についての記述になります。

環境の悪化でますます劣化しつつある地球上の自然環境ですが、これをいち早く何とかしないと、いつの日か人や生き物が住めなくなるリスクがあります。

先日取り上げた「アマゾンの森林破壊」にも同じことが言えますね。

16:PEACE AND JUSTICE STRONG INSTITUTIONS(平和と正義の強い制度)

Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels

Promote~for:~のために~を促進する

provide~to~for:~のために~することを提供する

effective:効率的な

accountable:説明責任

at all levels:あらゆるレベルで

持続可能な開発のために平和で包括的な社会を促進し、すべての人に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルで効果的で説明責任を果たし、包括的な制度を構築する

これはまたものすごく「理想的」な目標ですね。

持続可能な開発のために「社会平和」「司法の正義」「説明責任」を求めるということですから、人間社会の制度の「良い方向への開発」ということになるのでしょうか。

17:PERTNERSHIPS FOR THE GOALS(ゴールへ向けてのパートナーシップ)

Strengthen the means of implementation and revitalize the global partnership for sustainable development

strengthen:強くする

the means of:~の方法

implementation:実施

revitalize:活性化する

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

最後の締めですね。

今まで述べてきた16の目標を実現するために「世界中の皆さんが協力し合って目標を達成していきましょう」という意味になると思います。

まとめ

SDGSについての英語表現とその和訳、それぞれが意味するところへの個人的な感想を書き足してみました。

あくまで「持続可能な社会の実現に向けた目標」なので、発展途上段階なのですが、もしこの通りに実現できれば地球や世界はかなりの程度良い方向に向かっていくのでしょう。

英語表現は国連文書でよく見られるような少々「難しめ」のものが目立ちました。

こういった表現は英文読解の学習を続ける上で、英字ニュースなどでもけっこう頻繁に目にするものなので、覚えておいて損はないと思いますね!

生きた英語力を身につけるための基礎学習はこちら↓


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